HOME4Uを実際に使ってみた体験談とメリット・デメリット解説

2025.08.27

不動産売却を考えるとき、どの会社に依頼するかで売却額やスピードは大きく変わります。複数社に個別で依頼するのは手間がかかりますが、HOME4Uなら一度の入力で複数社の査定を受けられるため効率的です。この記事では、実際に利用した体験をもとに、良かった点と注意すべき点を整理して解説します。

HOME4Uとは
HOME4Uを実際に使ってみた流れ
HOME4Uのメリット
HOME4Uのデメリット
HOME4Uがおすすめな人
他サービスとの比較
HOME4U利用の流れと売却までのステップ
まとめ

HOME4Uとは

HOME4UはNTTデータグループが2001年に提供を開始した日本初の不動産一括査定サービスです。全国に広がるネットワークを持ち、提携している会社は2100社以上にのぼります。利用者は自宅や土地の情報を一度入力するだけで複数の不動産会社に査定を依頼できるため、効率よく売却相場を把握できます。

特に、大手企業が運営している安心感と、地方物件にも対応できる幅広さが強みです。初めての不動産売却でも不安なく使える仕組みが整っている点が評価されています。

HOME4Uを実際に使ってみた流れ

実際に利用した際の流れは次のようになります。

手順	内容	所要時間の目安
1	物件所在地を入力	約1分
2	物件種別・間取り・築年数を入力	約2分
3	売却予定時期や理由を入力	約1分
4	査定依頼を送信	約1分

入力は5分程度で完了し、最短で即日に不動産会社から連絡が届きます。複数社の担当者から査定額や売却方針が提示されるため、それぞれの対応を比べながら判断できる点が非常に便利でした。

HOME4Uのメリット

HOME4Uを使うと次のようなメリットを実感できます。

メリット	詳細
複数社の査定額を比較可能	一社だけでは分からない適正相場を把握できる
大手運営元による安心感	NTTデータグループのセキュリティ体制が利用者を守る
全国対応の広いネットワーク	地方の不動産にも対応
無料で利用できる	費用をかけずに情報収集できる

特に「複数社の査定を一度に取得できる」ことは、売却額を最大化するうえで欠かせないポイントです。

HOME4Uのデメリット

もちろん注意すべき点も存在します。

提携会社が大手を中心としており、地域密着型の小規模業者が含まれない場合がある
複数の会社に一度に依頼するため、短期間で電話やメールが集中することがある

このようなデメリットはあるものの、不要な会社は早めに断る、売却時期が先だと伝えるなどで解消できます。

HOME4Uがおすすめな人

HOME4Uは次のような人に特におすすめできます。

タイプ	おすすめ理由
できるだけ高く売却したい人	複数社の査定比較で高額売却の可能性が高まる
時間がない人	一度の入力で効率的に依頼できる
地方物件を売りたい人	全国対応のネットワークが利用できる
初めて売却する人	大手運営の安心感とシンプルな手順で不安を解消

このように、HOME4Uは幅広い層に対応できるサービスであるといえます。

他サービスとの比較

主要な不動産一括査定サービスを比較すると次の通りです。

サービス名	提携会社数	運営元	特徴
HOME4U	約2100社	NTTデータ	信頼性が高く全国対応
イエウール	約2000社	Speee	地域密着型の会社が多い
SUUMO	非公開	リクルート	不動産情報との併用が便利

この比較からも分かる通り、HOME4Uは提携会社数と運営元の信頼性で強みを発揮しています。

HOME4U利用の流れと売却までのステップ

査定依頼後は、不動産会社と打ち合わせを行い、媒介契約を結ぶ流れになります。一般媒介、専任媒介、専属専任媒介の3種類がありますが、どの契約を選ぶかによって売却活動の進め方が変わります。

契約種類	特徴	向いている人
一般媒介	複数社と契約可能	多くの会社に依頼したい人
専任媒介	一社と契約しつつ自分でも売却活動可能	柔軟さと効率を両立したい人
専属専任媒介	一社のみと契約、自分で売却活動不可	一社に全て任せたい人

査定後の契約形態を理解しておくことが、スムーズな売却につながるポイントです。